ホームページの雰囲気をもっと楽しく、ポップにすることができるJavaScriptライブラリ「Beautiful bubbly backgrounds」をご紹介します。
ほんの少しのコードで、水玉がふわふわ動く背景を実装することができます。この記事では、実装の仕方やカスタマイズ方法までわかりやすく解説します。

今回の記事で分かること
水玉がふわふわと動く背景の実装の仕方とカスタマイズ方法がわかります。

完成デモの紹介

まずはデモをご覧ください。

See the Pen バブリーな背景 by はなはな氏 (@wxftomuu-the-selector) on CodePen.

HTML

HTMLでは、bubbly-bg の本体(JavaScriptライブラリ)を CDN から読み込むだけでOKです。
これだけでページ全体に泡のような背景エフェクトを追加できるようになります。

<!-- bubbly-bg ライブラリをCDNから読み込み -->
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/bubbly-bg@1.0.0/dist/bubbly-bg.js"></script>

<h3>バブリーな背景</h3>

JS

bubbly-bg の bubbly() 関数を使うと、背景の色や泡の数、ぼかし具合などを細かく設定することができます。
設定次第で簡単に自分好みの「バブリーな背景」を作れます。

// bubbly-bg ライブラリの設定を行い
// 背景エフェクトをカスタマイズする
// ----------------------------------
bubbly({
  colorStart: '#fff',   // 背景のグラデーション開始色
  colorStop: '#fff',   // 背景のグラデーション終了色
  blur: 1,    // 泡のぼかし量(値が大きいほどふんわり)
  bubbles: 15,    // 表示する泡の数
  compose: 'source-over',    // 描画モード(重ね合わせ方)
  bubbleFunc: () => `hsla(${Math.random() * 200}, 100%, 50%, .3)`    // 泡の色や透明度をランダムに決定する関数
});

下記の項目を調整することで、好みに合わせてバブリーな背景を自由にカスタマイズできます。

パラメータ 説明 デフォルト値
animate アニメーションをするかどうかの設定。 true
blur 泡のぼかし具合 4
bubbleFunc 泡の色彩 bubbleFunc:() => ‘hsla(0, 0%, 100%, ${r() * 0.1})’)
bubbles 泡の数 Math.floor((canvas.width + canvas.height) * 0.02);
canvas 描画する要素 body要素
colorStart 背景グラデーション始まりの色 blue-ish
colorStart 背景グラデーション終わりの色 blue-ish
compose 要素の合成方法 lighter
shadowColor 影の色 #fff
angleFunc 泡の動く方向 angleFunc:() => Math.random() * Math.PI * 2
velocityFunc 泡の動く速さ velocityFunc:() => 0.1 + Math.random() * 0.5
radiusFunc 泡の大きさ radiusFunc:() => 4 + Math.random() * width / 25

まとめ

以上のように、bubbly-bg を使えば、わずかなコードで簡単に動きのある「バブリーな背景」を作ることができます。豊富なオプションを組み合わせることで、自分好みのデザインにカスタマイズすることも可能です。
さらに詳しい情報については、開発元であるBeautiful Bubbly Backgroundsをご覧ください。このような素晴らしいライブラリを開発・公開してくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

なお、弊社では「サイトの更新まで手が回らない…」という方向けに、更新作業の代行や技術的なサポートも承っております。「同じように実装したけれどうまく動かない」などお困りの際は、お気軽にご相談ください。

少しでもこの記事がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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